九州の香田さん事件が最悪の事態で終焉を迎えてしまいました。心から御悔み申し上げます。
さて、このニュースを聞き及びフット昔のことを思い出しましたもので、今日は留学とは関係無いのですがちょっと書かせていただきます。

もう20年以上も昔のことですが、少し旅行会社に席を置いていた事があります。その時の事件で、イスラエルの空港でテロリストによります銃乱射事件がありました。この時の犠牲者に実は日本人観光客と添乗員の方がいらっしゃいました。数年前もエジプトでやはりテロにより日本人の方々がお亡くなりになっていらっしゃいます。
香港に出かけ滞在したホテルでは、朝一番のニュースとして、前夜日本人の男性がそのホテルで殺害されておりました。

私がカナダに留学しておりました時ワシントンの友人を訪れた時の話ですが、ワシントン市内をタクシーで移動中、とある薬局らしきところから銃を撃ちながら一人の男が出てきました。その時タクシーの運転手は私を乗せたままその男を追いかけ始めたのです。
「頭を伏せろ!」と言われ、銃声が聞こえる度に頭上からガラスの破片が降ってきます。その後どのくらいの時間が過ぎたのかは分かりませんが、パトカーのサイレンの音が聞こえ、このカーチェイスは終了してくれました。その後タクシーは私を目的地まで送ってくれましたが、体中にガラスの破片を浴びておりました。後から冷静になって考えるとよくも無事で居れたものです。

留学にしても観光にしても、どこの国へ行くにしてもその国の状況をきちんと把握してください。留学の相談に見える方がよく言われるのは「治安がよくて、住み易くて、都会的なところ」一概には言えませんが、治安がよいのは田舎です。「住みやすい」と言う意味がよく分からないのですが、金銭面で住みやすいのは、やはり田舎ですし、人間性で住みやすいのも田舎です。便利さで住みやすいのを望んでいる方は都会が良いでしょう。しかし、田舎へ行かれても、都会へ行かれても、どこへ行かれても日本とは全く違うのだと言う事を認識してからお出かけください。
近頃は日本も色々な事件が起こります。でも、日本は日本なのです。助けを求める事は簡単に出来るのです。しかし、例えばアメリカなら、例えばフランスなら、助けを求めるにもその国の言葉なのです。これが簡単なようでとても難しいのです。

私は今でもニューヨークのタイムズスクエアーを一人で歩く時は周囲に気を配りながら歩きます。カナダのトロントの街中を歩く時にもカバンは小脇にシッカリと抱え込んで歩きます。ロンドンの街を日没後は一人で歩きません。こんなこと以外にも、もっともっと色々な事に気をつけながら海外で生活します。
どうか皆さんも外国とは日本ではないと言う事をシッカリと心に刻んでお出かけください。


2004年11月 執筆
注)ブログシステム移動の為、過去の記事を転記