皆さん、今晩は。ニューヨークから戻って来ましたです。
今回は私の「留学への道Vol.2」はお休みです。少しだけニューヨークに居てその間に見て感じた事を書かせていただきます。(ゴメンなさいv(_ _))
先月下旬に仕事と少しだけ骨休みを兼ね渡米しました。到着後私を待っていたのは雪と雨と曇り空でした。日本では地震、スマトラでもマタマタ地震と天災が続く中、アメリカ・カナダでも天候がおかしいようです。
今回のアメリカ行きの目的の一つは将来留学を考え中のA子さんとB子さんの引率です。学校見学をしながら感じた事は“あいも変わらず”の日本人留学生の生活です。授業の合間の時間には日本人同士で話し合い、時折鳴る携帯電話は日本語で応答。紀伊国屋書店の漫画コーナーでは留学生と思われる人ばかり。この現実が続いております。
タイムズスクウェアーで擦れ違う日本の女性たちはブランドの話とミュージカルの話で盛り上がっていました。日本人はとても平和な国民だと思います。
今回あるアメリカ人の若者と話をする機会がありました。この時の話題が昨年の夏にカナダの若者たちと話しあった時の話題と似ているので書かせていただきます。
話題は歴史、政治、経済に至り彼らの持っている国に対しての思いと、どうすれば自分の国が良くなり、自分を含めた国民が幸せになるかというものでした。自分たちの国の歴史を踏まえた上での意見で、世界の中で自分たちの国がどのように成り立っており、ココがおかしな処で、ココは良い処でなどの考えを持っており、それを堂々と相手に話すだけの知識があり、大変興味深く貴重な話し合いをしてきました。
フット、先ほどのタイムズスクウェアーで擦れ違った人たちはこんな考えが有るのかな?と疑問が浮かび上がりました。
私たちは西洋諸国と教育方針が異なり、自分の考えや思いを的確に相手に伝えることは出来ない様に教育を受けております。しかし、それだけでは無く自分の国に対しても世界に対しても何かを思い考えると言う人たちは殆ど居ないのが現状です。時折“これでいいのか?日本の若者!”と感じる時が有ります。
今回少し変わった処で、美容学校も訪問してきました。ニューヨークに留学中の娘がこの美容学校の通訳をしている関係で授業を見せていただきました。その日は日本の美容学校生20名ほどが1週間の予定で授業を受ける初日で、娘が通訳をする日でしたので入室を許可していただきました。授業開始間際は何事も無く進んで行ったのですが時間が立つに連れて私語が始まりました。これには驚きましたが、先生は慣れているのか授業を進めて行きます。娘も同様でした。授業後娘に訊いた所「何時ものこと」だそうです。これで良いのでしょうか?高いお金は誰が払っているのでしょうか?何をする為にニューヨークまで来たのでしょうか?何を学ぶ事が出来るのでしょうか?教えていただいている方への礼儀は持っていないのでしょうか?
同じ年代の若者たちの余りにもの違いに戸惑うばかりです。
娘にもこの現状について訊いて見ました。「貴方も同じなの?」と。彼女曰く「始めは目新しい物ばかりに囲まれるからあの様に成る人が多いけれど、授業が進むに従い、内容が難しくなって行けばまじめに勉強するしか無くなり、それが出来ない人は途中で帰国するようになる。」と、のことでした。
何時も留学生を送り出す時に決まって言う言葉があります。
「自分のルーツは日本で、日本人であるということを忘れないように。自分が今居るのは世界であり、その観点で物事を考えれるようになって行って欲しい。そして色々な面で親に感謝するように。自分がこうして居れるのは親が居たからだ。」と言う事を。
自分の夢として留学を考え、実行されるのであれば、自分がどう在るべきか?自分は何をすべきか?を出発される前に考えて渡航してください。そうすれば自分に負けてしまう事は無いと思います。by Kazu


2005年 4月 執筆
注)ブログシステム移動の為、過去の記事を転記