皆さん、明けましておめでとうございます。
ご成人の皆さん、おめでとうございます。



私の娘も成人しました。
その娘が突然1月1日帰国しましたが“学校があるから”と、成人式に参加することなくニューヨークへ戻っていきました。
今の時代とても羨ましいと感じる時が有ります。帰りたいときに帰れるのは素敵な事です。


毎日飛行機は飛んでいます。飛行機のチケットを買うこと自体とても簡単な時代に成っていますし金額も安くなっております。
当時でもアメリカ、日本間は毎日飛んでいました。しかし、カナダへは直行便は週に数回しかありませんでしたし、アメリカ経由でも1日数便しかありませんでした。


金額はと言いますと大学卒のお給料が10万円ほどだった時代に30万円近辺だったように記憶しています。1アメリカドルが250円ほどでしたから、今の用になかなか簡単には行き来が出来ませんでした。「日本で何か起こっても帰ってくるな。」と、言われて送り出された時代でした。
皆さんはご存じないと思いますが当時外国へ行く場合は、それがアメリカでもカナダでも“種痘”を予防接種として受けていかなくてはなりませんでした。また、私はハワイ経由、ロサンゼルス経由でカルガリーへ行きましたのでアメリカのヴィザが必要でした。カナダドルも日本では購入する事が出来ませんのでアメリカドルにし、その後カナダでカナダドルにするしかなかったのです。
チナミニ、今のように海外旅行傷害保険は有りませんでしたので、絶対に病気や怪我をすることは許されませんでした。お陰さまで一度も病院へ行かずに済みましたが。


病院で一つ思い出しましたが、笑い話として書かせていただきます。薬で正露丸と言うのをご存知ですか?実はあの薬で私はロサンゼルスでの入国審査時に別室に呼ばれました“分けの分からない物を日本から持ち込んだ不信人物”として。まだ、殆ど英語の話せない、聞き取れない時でしたので最悪の状態でしたし、今のように日本語の通訳は居りませんでしたので困りましたが、どこをどうやって許されたのか覚えておりません。カナダで友達になった人たちにこの話をしますと必ず“正露丸を飲ませろ。”と言われましたが、必ず臭いの強烈さに飲むことは出来ませんした。


留学する事自体現代と比較しますと色々な障害や難問が沢山有りました。しかし、これらを自分で乗り越え解決して行き、留学することに対しての心構えが出来、簡単には崩れる事の無い夢の実現への第一歩となって行ったと思います。
さて、もう直ぐ卒業のシーズンです。新たに留学を目指している人たちが良い旅立ちが出来ます事を願います。


今年も1年間宜しくお願いいたします。kazu


2005年 1月 執筆
注)ブログシステム移動の為、過去の記事を転記