少し順番が逆になりますが、私の留学への経緯をお話します。
外国で暮す事に憧れ続けていた私ですが、私にとって留学とは今の時代に月へ旅行に行くぐらいの遠いものでした。
でも、諦めきれずヒタスラ英語を学び続け何時の日かお金持ちになって・・・などと果てしない夢を追い続けました。その為には大学も英語を学ぶのに一番良い環境とされる場所を選び東京の謀大学へ入学しました。1年生の夏休みが終了し東京に戻った私はJapan Timesで交換留学生募集の記事を見、飛びつきました。お陰さまで合格、もちろん最初はアメリカでホテル経営学を学べる所を希望しましたが、これは叶わず“カナダ、アルバーター州、バンフ、ホテル経営者宅にホームステイ”の連絡が有りました。しかし、当時はカナダに関しますものは殆どなく、もちろん旅行ガイドブックなどアメリカ用もありませんでしたので図書館で調べたり、学校の先生に尋ねたりと本の少しの知識を持って4月18日ハワイ、ロサンゼルス経由でカルガリーへと飛び立ちました。
ロサンゼルスではカルガリー行きの飛行機待ちで1泊。このホテルの部屋の様子やアメリカ大陸で初めて食べた物を今でも鮮明に覚えております。そして、英会話の本を片手にロサンゼルス空港で入国審査を受け、ホテルで食事の注文をしていた自分を思い出します。
またこの頃はパスポートを取る事も簡単ではなかったのです。
東京に住んでいた私はパスポート申請を東京で出しましたが、「未成年」と言う理由で取れず地元に帰って取るしかなかったのです。
ビザに関しても同様でした。当時はアメリカへの観光もビザが必要で、アメリカ旅行を考えていた私はアメリカ大使館で何時間も待たされ観光用ビザを取得しました。
その後種痘の予防接種を打ち、準備完了と思いきや東京でも全ての銀行でアメリカドルに換金できません。大手銀行へ行き、航空券、パスポートの提示をしヤット購入。トラベラーズチェックなど無く、カナダドルも日本では換金できずでした。
今考えますと何も無い時代だったのです。でも、お腹いっぱいの夢と希望だけは有りましたよ。(笑)


2005年 2月 執筆
注)ブログシステム移動の為、過去の記事を転記