2006年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


先日トロントの友人の結婚式に出席する為にカナダまで行ってきました。その足でニューヨークでロックフェラーセンターのクリスマスツリーを見てこようとニューヨークに回りました。全行程3泊5日のハードスケジュールでしたがトロントもニューヨークもクリスマス一色に染まり、街中の人たちがウキウキしている事が感じられました。

家の玄関にはサンタクロースが立ち、屋根にはトナカイが飛び交い、道路の街路樹は星が輝き、人々の心を楽しませんてくれておりました。とても残念な事にあまりの寒さに閉口しゆっくりとロックフェラーセンターのツリーを見ることが出来ませんでしたがアメリカとカナダのクリスマスの雰囲気は味わう事が出来ました。
近頃の日本は色々な場所でクリスマスのイルミネーションを楽しめる様になってきております。
我が家のご近所にもサンタクロースの電飾、星の電飾など見ることが出来ます。日本でもクリスマスがケーキとチキンを食べるだけでは無くなってきている事が嬉しくなります。

さて、今回のニューヨーク滞在中一人の日本人留学生と話をすることが出来ましたのでその話題を書きたいと思います。
彼(K君)は早稲田大学の1年生を終了後ワシントンDC近郊のメリーランドの大学で経営学を学んでおります。期間は1年間なので来年の6月には早稲田に戻るということです。
小学生から中学までお父様のお仕事でニュージャージーで暮らしており、日本とアメリカの両国の考えや慣習などを持ち合わせており、近頃の日本人男性とは異なった考え方をされております。彼と話をした内容で一番心に残った事は日本の教育方法と内容でした。
例えば数学は、“この公式を覚えましょう。”“この数式を解きましょう。”と、成っており。それがどのように役に立つのか、どうしてこうなるのか?と、数学の必要性を理解しないままに数学を嫌いに成っていく人たちを増やしております。

私の知人で小学校、中学校、高校と数学は見るのも嫌という人がアメリカの大学に入り、数学の必要性と利用性を教えられアメリカの大学に在学中に日本人対象の塾で講師までやっていた人が居ます。彼も同じことを話してくれたことが有ります。
K君はアメリカの学校に居たときには算数と数学は大変得意だったようですが、日本の高校に入り一番不得意な学科になったということでした。
詰め込みと暗記を主としております日本の教育方法とは異なり、何故この教科を学ぶのか、どのように役に立つのかから教え、一人一人の力を引き出す教育方法のアメリカ、カナダの学校は個性が伸びて行きます。
ただ、以前ここでもお話しましたカナダ人のChadd君は日本の体育教育に関して“色々な事を教えてくれるので日本の体育の授業は良い。カナダは水泳、陸上、ボール競技等、全ての競技を教えてくれないから「できない」と、言うよりもやったことが無い競技がたくさん有る。”と、話してくれました。
日本とカナダ・アメリカの教育には一長一短がありますが、長く色々な国を見てきております私としましては現在の“良い高校、良い大学”に入ることが出来ればより。”と、言う思いは個人の個性と人間性をなくしていくような気がします。日本は“夢”を持ち、育てていくには大変な国に成ってきているのかもしれません。
この新年に当たり、今年は“夢”を持つことが出来ます国に成っていって欲しいと念じます。

2006年 1月 執筆
注)ブログシステム移動の為、過去の記事を転記