今日はホームステイ先についてお話しようと思います。
Frame家はBanffのメインストリートから数ブロックBow川に向かった通りでホームステッドホテルとガ-モンモーテルを営んでおりました。
現在はホストマザー達はリタイヤして冬はメキシコ、夏はカナダに住んで居ます。

ホームステッドホテルは現在もあり、メリッサというステーキレストランになっております。丁度Banffは観光シーズンに入る頃でしたので、私が到着してから冬の間閉めていたホテルを再開する準備が始まろうとしておりました。


さて、家は現在のメリッサの上にありました。とても広いリビングルーム、ベッドルーム2部屋(各部屋にバスルーム付き)キッチン。
リビングルームには道路に面して一面が窓。キッチンにはその頃日本では見たこともない台所用品がありました。例えば食器洗い機、流しにはディスポーザー、七面鳥が3羽は焼けるような大きさのオーブン、天井に届きそうな冷蔵庫、ハンドミキサーなど。当時の日本では相当なお金持ちでも持っていなかったことでしょう。
朝食を終えお父さんとお母さんはホテル開業の準備に出て行きました。私は学校がまだ始まっていなかったので朝食の後片付け、掃除などをやることになりました。食器洗い機の使い方、掃除の仕方を教えてもらったので午前中は家事をこなす事になりました。子供たちは学校がお休みでしたので家の中に居りました。そして、色々家事を教えてくれました。子供たちの言葉は半分ほど理解できましたなので「これからはこの子達を英語の先生にしよう」なんて考えました。
見るもの、聞くもの、やること全てが新しくワクワク感とドキドキ感の生活が始まろうとしております。

リビングルームには大きな暖炉が付いておりましたが、全室暖房完備でしたので暖炉は使用していませんでした。
到着の次の朝起きるとお母さんが朝食の仕度をしておりました。家族の一員に成った私は早速お手伝いです。でも、何と言って手伝うことを申し出れば良いのか分かりません。出てきた言葉は“May I help you?”でした。お母さんが言った言葉で理解できたのは“plates,knives,forks****”でした。                                          とにかく《皿、ナイフ、フォークを出せばいいのだな。》とおもいそれらを棚から出して用意しました。ランチョンマットの使い方、ナイフ・フォークの並べ方を始めて知りました。この日初めて知ったのは、この他にベッドメイキングとオレンジを皮ごと食べるということでした。                                      そう言えば到着する前日に宿泊したロサンゼルスのホテルでは初めて様式のお風呂に入りました。もちろん日本で入った事は無かったのですが、これだけは子供の時に見ていたアメリカのホームドラマが役に立ち、問題なく使用することが出来ました。

日本の片田舎に住み、TVに映るアメリカのホームドラマの生活に憧れ知識も何も持たず無謀にもカナダに飛び込んだ私は今後どうなって行くのでしょうか?

Kazu