Banffのホームステッドホテルのメインダイニングは現在のステーキハウス「メリッサ」にありました。メリッサの上はビリヤードが出来るバーに成っております。その2階部分がFrame家の居住する家でした。お母さんも殆どホテルの仕事場に居たので、学校から戻ってくると時々レストランの厨房に行きお昼ご飯を食べさせて頂きました。
このレストラ
ンで料理を作ったり、食器を洗ったりしているのは中国の方達で彼らはレストランがオープンしている間だけカルガリーから来ているということでした
彼らは厨房の中では中国語で話をしております。もちろん英語も話すことが出来ますが、余り得意ではないようです。
私は中国語は全く分らないの
で英語でコミュニケーションを取ろうとするのですが相手の方が話す英語が殆ど分りません。彼らの話す英語は中国訛りが強いので英語初心者の私には理解するのに一苦労でした。それで、彼らと話をする時には筆記用具を持参し、分らない時には漢字を書いてコミュニケーションを図るという方法を取りました(汗)
中には同じ年齢ぐらいの人たちも居り、その方達とは英語で問題なくコミュニケーションを図ることが出来ました。
そして、友達に成り映画に行ったりご飯を食べたりと仲良くしていただきました。ときにはここで皿洗いを手伝ったりしました。
この頃日本のレストランでは、まだ見ることが無かった大きな食器洗い機が有り、洗い
終わった食器は自動乾燥されベルトコンベヤーに乗って出てきます。
これを見たときには「ナンテ文明が進んでいるのか」と驚きました。
この手
伝いも好奇心旺盛な私には“これも勉強だ!”と言う事でした。だ無かったと思います。
食器洗い機に驚くのと同時に驚いたのがハンドミキサーです。私は日本で調理師と栄養士の免許を取るほど食べ物には興
味があります。食べることも作ることも大好きです。ですからハンドミキサーも然ることながら皮むき機(ピーラー)にも感動しました。ステッドのレストランで暇を見つけてカナダのレストランでお客様にお出しするご飯の作り方を覚えました。
以前に少しだけ書いたピンチャークリークの
お母さんはお菓子を作る名人で、このお母さんからケーキやクッキー、プディング等々お菓子類の作り方を習いました。
このこと一つをとっても
私はカナダに留学して良かったと思います。を持っていないので叶いませんでしたが、カナダでのお客様にサービスを提供するシステムは教えていただきました。
テーブルごとに係りの人が決まっていて、その係りを毎日決めるのはレストランの責任者です。チップの関係もあるので毎日担当するテーブルは
替わります。また、この責任者の方はお客様を何処のテーブルに座らせるかを決めます。平等にお客様を座らせることがとても大変なようです。

夏になりホテルがオープンするとこのレストランもオープンしました。お父さんも

彼らが自分達用に作るご飯は日本人の私には口に合うものばかりでした。やはり同根なのでしょうか?

お昼ご飯の後、子供たちも居なく暇が有る

この頃のカナダには既に家庭用の食器洗い機も有りましたが、日本の家庭にはま

ホーム

さてさて、厨房は中国の方が働いて居りますが、レストランでは働く人たちは皆さんカナディアンです。

レストランで仕事を手伝うことは労働ヴィザ

レストランで働く人たちの基本給は大変安く、チップが無いと生活は出来ないとのことでした。また、食事が終わった後の食器を片付ける専門の人が居る事、朝食と昼食、夕食ではメニューの内容が異なること、テーブルのセットアップの仕方など、レストランの隅に座り実際の現場を見ながら勉強できることが本当に幸せでした。日本に居ただけでは知ることが出来ないこと、学ぶことが出来ないことを毎日毎日、直接目にし、肌で感じながらドンドン自分の夢が膨らんでいくのを感じ、慣れない生活と分らない言葉に苦労をしている事など何処かに飛んで行ってしまいました。Kazu