6月のある日、息子(Jeff)の誕生日会が開かれました。
小学校1年生のJeffの誕生日会がカナダではどのように開かれるのか、とても楽しみでした。
日本では自宅でお母さんがお料理を作り、ケーキを買ってきてお友達を呼んで開くのが一般的でした。今でも同じように開かれていると思います。
この日開かれたお誕生日会は、日本と同じなのはお友達を呼ぶことでしたが、パーティーはホテルのレストランで開かれ、料理はコックさんが作ったものでした。
料理の内容は全く覚えていないのですが、ここで私はライスプディングを始めて知りました。
この時代日本では今のようなケーキ屋さんは有りませんでしたし、ケーキを食べることが出来るのはお誕生日ぐらいで、それも大手のパン屋さんに頼んでいました。
プリンやパイ、ブラマンジェ等などは、まだ見たこともありませんでした。
今のケーキと比べると美味しくは無かったと思います。それだけ人間が贅沢に成ってきているのでしょう。
私が本格的なデコレーションケーキを知るのはPincher Creekに移ってからホストマザーの姪御さんの結婚式に出席した時、花嫁のお母さんが作られたウェディングケーキです。
この三段重ねのウェディングケーキを見たとき、『ケーキは自分でも作れるのだ!』と言うのが一番の印象でした。

話は戻りますが、ライスプディングには少なからず感動のショックを受けました。その後、娘(Kim)のお誕生日会も有りましたが、その時はミートパイでした。これ等を通して私のsweetsに関する興味は徐々に目覚めていきました。

さて、パーティーが終了してこれでお誕生日会は終わりだと思いました。処が「みんなで今から泳ぎに行きます」と言われました。果たして、行った先はレイクミネウォンカでした。
私の家は海に近いので海で泳ぐことは慣れていますが、湖で泳ぐことは生まれて始めてです。
余りにも綺麗な湖に見とれ、始めてカナダで泳ぐことが出来ることにワクワクしていました。しかし、足を一歩湖に入れてその冷たさにビックリしました。他の子供たちはその冷たい水にも平気で泳いでいました。水が綺麗なためゴーグル、水中眼鏡などは無くても水の中は見えます。しかし、この事が私にある恐怖心を抱かせました。
この頃、日本で「半漁人」と言う映画がヒットしており、私も見に行きました。その半漁人の出てくる場面がミネウォンカの水中で水草が生えている場所に余りにも似ているのです。半漁人は出て来る筈は無いのですが怖かったです。

そのことはさて置き、綺麗な湖で半日遊んでいると、ロッキーに囲まれお母さんとテニスをしている時の夢か現実か分らないのと同じ感覚になりました。この感覚はもう少しカナダに住み慣れて、ゴミゴミした日本の風景が頭から消え去るまで続いたのです。

今でも何時も思うのですが、カナダの人たちは生活を楽しむことがとても上手です。お金を掛けなくても、物を買わなくても人生を、毎日の生活を楽しんでいることがよく分ります。

留学を志す皆さんには、英語の勉強や大学で勉強をすることだけではなく、カナダの人たちの様に人生を楽しむ方法も学んでいただきたいものです。そうすればきっと日本の人たちも心にゆとりのある生活が送れるようになると思います。   Kazu

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