英語を聞き取れるように、話せるようになるためには少しでも色々な人と話すことが必要だと思い、家の近くに在った図書館に行きました。
静寂しか無い図書館に行った理由は、そこで午後2時からお茶会が毎日開かれていたためです。
初めて図書館へ行ったのは学校で必要な資料を探すためと、日本とはカナダでどのように認識されているのか知りたく日本に関する本でも有ればと思い出かけました。そして、毎日お茶会が開かれていることを知りました。
午後2時から1時間ほど開かれているお茶会は75カナダセントを支払うと紅茶とクッキーが2枚頂けます。午後2時と言う時間帯は余暇のあるシニアの人たちしか居りません。またこの方達はお話が好きで、経験も豊ですので話題が豊富です。 

学校が午前中で終わった日には毎日出かけ1時間ほど色々な方とお話をしました。皆さん日本の知識は全くと言っていいほど有りません。「日本の位置をご存知ですか?」と尋ねると10人が10人ともタイ国やシンガポール辺りを答えられました。日本がアジアに有る事は知っていらっしゃいました。

カナダの人たちは英語が理解できない私が話している内容が分っていないような時、私が理解するまで何度と無く繰り返してくれます。 

この図書館でのお茶会の時に出会った方たちは、分らない言葉をもっと簡単な言葉に変換して話をしてくれ理解するまで怒りもせずに話してくれました。このお茶会勉強は子供たちと話をしながら英語を覚えるのと同じぐらい役に立ちました。しかし、このお茶会も2ヶ月ほどしか行くことは出来ませんでした。1年間で10万円しか持って行くことが出来なかった私には75セントは大きな金額だったからです。もちろん、75セントを支払ってお茶とクッキーを購入しなくてもお茶会の場所には入ることは出来ますし、そこでお話をすることも出来ます。私が何故2ヶ月で取りやめたのかは、シニアのお友達になった方たちが私のお茶とクッキー代である75セントを支払ってくれるようになったからです。これはとても嬉しいことでした。でも、「甘えてはいけないと」感じたからです。


その後、見る事が勉強方法になっていきました。カナダの中で一人ぼっちで夢を追いかけていたと思っていたのですが、実は色々な人との出会いから色々な人たちに助けられていたのです。   Kazu