留学昔ばなしⅡ

夢を追いかけていた私が居た!
日本時間4月18日、浜松町からモノレールに乗り中学校の修学旅行以来2度目となる羽田に到着しました。
修学旅行で見学デッキから滑走路の飛行機を見たとき「いつかは絶対に飛行機に乗り海外へ行くんだ」と心に誓ったものです。
私が中学の頃、周囲には海外旅行に関する知識など持ち合わせている人が殆ど居ませんでした。
新婚旅行ですら海外に行く事は夢のまた夢で「新婚旅行は海外!」と思いつく方がいらっしゃったかどうか?
そんな時代でも海外に行くには飛行機に乗れば行くことができると云う知識は有り、羽田は私にとって憧れでした。

初めて乗るモノレールも感動ものでした

しかし、初めての経験に舞い上がっていて羽田の状況や様子を殆ど覚えていません。
ここで覚えているのは両替所くらいです。

なぜ覚えているのか?といいますと為替と云うもが何であるのか、どうすればいいのかさえ分からなく、1米ドルは360円だと言われていたことしか知りませんでした。

実はこの1米ドルが360円と言う意味も分かっていなかったのです。

1ドルは360円だと思い込んで両替所に行ったところ1ドルは280円でした。この違いに「なぜ?」という疑問が発生し為替の仕組みに興味を持ったので両替所は覚えております。

しかし、カナダに行くにも拘らずこの時両替をしたのが米ドルでした。カナダで使用するお金がカナダドルと云うことさえ知らなかったのです。

カナダに着いてから米ドルから再度カナダドルに両替をしました。今考えると2度の両替で手数料を2度支払ったことになりますが、この時は手数料が必要なことさえも知りませんでした。

無知とは損をします。

この時生まれて初めて海外に出る私には1ドルが360円ではなく280円と言うことが得なのか損なのかを全く理解出来なかったものです。

さて、羽田空港のミーティングルームでロサンゼルスまで一緒に行く方々と合流しこれからどうするのかロサンゼルスに到着後はどうするのか等の説明を受け、

カナダのカルガリーまで一緒に行く邦子さんとも初めてお会いました。

この当時の羽田は成田ができるずっと以前で、現在と同じ場所なのですが建物はとても小さかったことは記憶しています。
なぜ記憶しているかと言いますと、1年後に帰国した時にどうやって東京駅まで辿り着けばいいのか分からず空港中を歩き回ったからです。

今でも飛行機を見るのも乗るのも大好きです。
留学中ワシントンDCに友人を訪ねたことがあります。その時ワシントンDC内をドライブがてら案内していただき、途中ワシントンの空港滑走路の端で飛行機が下りてくるのを見ることが出来ました。

留学中はとても数多くの体験をし思い出も沢山できましたが、この飛行機を真下から見たことがベスト3に入るぐらいの思い出です。

言葉を重ねますが、無知とは怖いものです。でも楽しいものでも有ります。