飲茶を食べた帰りフラッシングに在ります洋服のお店に回りました。さすがに場所が中華街だけあります、安いのです。日本にもしまむらと言うお店が有りますが、もっと安いのではないでしょうか。数件のお店に付き合わされ、帰りには晩御飯の材料の買い出しをしました。

1年ほど前、我が家から歩いて15分ほどの所に小さな日本食材スーパーが出来たのでそこに寄りましたが、マンハッタンに在る大きな日本食料スーパーと比べて断然に安いのです。しかし、店が小さく材料が豊富では有りませんが、絶対的に必要な物は揃っておりうれしい限りです。

かつて、私が住んでいた35年ほど前は日本食レストラン自体が数えることが出来るほどしかありませんでしたしお店も小さく、お客様は日本人の駐在の方たちか観光客の極一部の方たちでした。日本食レストランで覚えている光景はいつでも男性の駐在の方たちが味噌汁を飲んでいる光景です。今のように色々なメニューは有りませんでしたので恐らく駐在の方たちの食べるものも決まっていたのでしょう。この光景はロサンゼルス、サンフランシスコ、ボストンなど他の都市でも同じでした。今のように小さな町でも日本食を食べることが出来て、スーパーマーケットには日本食材が有るという時代ではなかったので、大都市だけの光景でしたが。

大都市だけの光景と言えば少し他と違う光景を見たのはワシントンDCでした。カナダで留学をしていた時、友達を訪ねてワシントンへ行きました。その時に貧乏学生の私が日本食を食べたいだろうとワシントンの中で2軒だけ在った日本食レストランへ連れて行ってくれました。ワシントンと言う土地柄かお店の雰囲気はそうでもないのですが、値段的には高級なレストランでした。ご飯を食べに来ている方たちは商社の方と言うより大使館関係の方が多いらしく、みなさんが食べていたのは天麩羅、肉豆腐(すき焼きと同じ材料が入っていましたが、全てを煮込んでありました)等の金額的には高級なものでした。この頃はお刺身がメニューに載っていた記憶は有りませんので無かったかもしれません。この時のお友達は日本航空のワシントン駐在員のお宅でホームステイをしていて、もちろん日本の方でしたが「ワシントンでお刺身を買える場所は無い」と話してくれました。

現代はニューヨークに至ってはラーメン、焼き鳥、大衆食堂、焼肉屋等々全く日本と変わらないほどお店の種類が在ります。それらを食べ歩いている限りはここがアメリカだと言うことを忘れてしまいます。

ニューヨークと言う街はワクワクし刺激的で誰でも憧れる場所なのですが、アメリカの田舎を旅するとアメリカらしいアメリカが在り、日本の便利さに慣れている日本人にとっては不便かもしれませんが、人の優しさが残っており暖かな家庭が在るアメリカの田舎が大好きです。