夢を追いかけていた私が居た!

 

私と邦子さんは日本出発から17~8時間も経っていましたので直ぐに寝てしまいました。疲れていたのも有るのでしょうが、日本とロサンゼルスには時差が17時間有ることさえ知りませんので時計を見たら夜の11時!「寝なくてはいけない」という単純な思いから寝ることにしたのです。

翌日はカルガリー行きの飛行機に乗るため再び空港へ向かいました。空港へはタクシーで行きましたが、タクシーの中での運転手との会話は今考えると赤面物でした。

皆さんはご存知だと思いますがロサンゼルス空港は飛行機会社によってターミナルが異なります。そのため飛行機会社の名前を運転手に告げなくてはならないのですが「どこの航空会社?」という質問が聞き取れないのです。邦子さんと二人で「何を質問しているのかね?」「多分飛行機会社の事を訊いているのだと思うよ。」と言う会話がなされ、航空会社名を言ってみることにしました。これが偶然にも正解で無事に目的のターミナルに着くことが出来ました。

航空会社名は「ウェスタン エアーライン」でフェニックスとデンバーの2都市を経由してカルガリーまで行きます。ここでのチェックインも失敗をしてしまいました。グランドホステスの方は「タバコは吸われませんか?」と否定文で訊いてきたのですが、英語での答え方をしていなかったのです。日本語は「はい、吸いません。」と答えるために“Yes.”と答えてしまいました。もちろんこの頃の私はこの答え方しか知りませんでした。そのため喫煙の座席になってしまいました。

この頃の航空機は座席の位置で喫煙と禁煙に分かれていただけでしたので、喫煙席ですとタバコを吸うことが出来ます。たとえアメリカでも今ほどは厳しくなかったの空港内は何処でもタバコを吸うことが出来ましたし、葉巻でさえ問題は有りませんでした。

そのような理由から経由込みで7時間の間タバコの煙に取り巻かれておりました。

この日の最大のミスをお話します。今では本当に笑い話になっているのですが。途中の経由地でありますデンバーで1時間ほどの滞在時間が有り、邦子さんと何か食べ物を買うことが出来ないかと思い航空機からロビーに出ることにしました。到着時の機内アナウンスで「出発は13番ゲートで、午後1時の出発です」と言う放送が有りましたが、その時の時計は11時でしたのでまだ2時間も有ります。ところがロビーの時計は12時でした。ロサンゼルスとデンバー間にも1時間の時差が有ったのです。「あぶない、あぶないここで時間を間違えたら大変だ」と腕時計の時間を直しました。そして、出発の15分前にゲートに行ってみると目的の飛行機が有りません。出発時間は迫ってきていますし、私たちはチョットしたパニックになりました。空港職員の方を見つけ「カルガリー行きの飛行機は何処でしょうか?」と尋ねたところ「30番ゲートで、間もなく出発ですよ。」と言われました。13番と30番の数字を単に聞き間違えていたのです。何とか間に合ったのですが、聴き取りのミスと思いこみで大変な間違いを起こすところでした。あの時出発に間に合わなかったらと思うと、その後がどうなっていたのかとヒア汗物でした。

因みに、今でもそうなのですがカナダとアメリカ間は国際線なのにエコノミー席では機内食が出ません。

さて、この様な珍道中!無事にカルガリーに到着が出来るのでしょうか??