夢を追いかけている私が居た!

 

何とか無事に全ての入国審査が終わり外に出ました。

迎えの家族が来ているのか、無事に家族を見つけることが出来るのかとても不安な気持ちで外へ出ていきましたが、滞在先のフレーム家の4人が見つけてくれました。

邦子さんは女の方が一人で迎えに来ていました。ここでお別れです。

日本に帰る時は1年と言う期間の中で自分自身が帰国日を決めて帰ります。この時は邦子さんが数か月後にバンフまで私を訪ねてくることは知りませんでしたし、別々に帰らなくてはならないので2度と会うことはできないと、とても寂しくなりました。

フレームさんに初めてお会いした時は自分の英語はどこまで通用するのか、何を話せばいいのかなど不安だらけで、先ずは“Nice to meet you. My name is Kazuko”で話し始めました。でもこの先が出てきません。とても緊張していましたのでフレーム家のお母さんが何かを言ってくれたのは分かりましたが、何を言っているのか全く理解できず、ただただ微笑んでいただけでした。

こんな状態で本当に英語が話せるようになるのか?友達はできるのか?家族とはうまく暮らしていけるのか?次から次と不安が湧いてきました。

邦子さんと「頑張ろうね、元気で。」と言いあい別れました。

スーツケースを引きずりながら駐車場へ向かい、そこでたくさんの車を見た時は驚きました。映画やテレビで見た外国の車が目の前に広がっていました。もっとも此処では大きな車は当たり前の事でした。

土地が広く、道路も広いこの国では日本人の私には驚くような大きさでも、当たり前の大きさでした。

子供のころ見たテレビ番組でアメリカのホームドラマが有りました。その中には大きな家で、豪華な家具が有り、広いキッチンにはとても大きな冷蔵庫と皿洗い器、家の中で犬が放し飼いになっており、大きなスーパーへ買い出しに行く時は大きな車に乗って行き、大きな冷蔵庫をいっぱいにするぐらいの量を買い出ししてきました。その中での憧れの1つに大きな車に乗ることが有りました。

車に乗り込んだ私は「夢の1つが叶った」と喜びが湧きあがってきました。

生活が慣れたころカナダで車の免許取得に挑戦し、めでたくカナダの免許を取ることが出来ました。この事は後にどこかで書きます。

さて、これからの生活はどうなるのでしょう?