夢を追いかけている私が居た!

 

ホテルもオープンしてお母さんに少し暇が出来たころ「テニスをやりに行こう」と誘われました。しかし、私にはテニスをするための道具が有りません。お母さんに連れられスポーツ用品屋に行きラケットを買いました。

このラケットがカナダで買った初めての物になりました。

週末は子供たちが居るし、ホテルの仕事もあるのでテニスをしに出かけるのは平日の学校が終わってからでした。

ラケットとコーヒーを水筒に入れて持ち、セントラル公園のテニスコートに出掛けておりました。既にカナダでは公園などに無料のテニスコートやスポーツをするための広場がありました。そして、必ずバーベキュー用の煉瓦で作った窯が在り誰でも無料で使うことが出来ました。

この頃は日照時間がとても長くなっていたので夕方になってもテニスをするには何の問題もありませんでした。

休日には娘のキムがサイクリングに連れて行ってくれ、途中鹿に出会ったり湖に行けばビーバーが家を作っていたりする光景に出くわしました。

ビーバーの家

現在のバンフ周辺の湖や川は少し人の手が加えられておりますが、この頃は湖周辺の道路自体も舗装されていない場所が多かったですし、周囲は草木が伸び放題でしたし、ハイキングに最適なトレールも舗装はされておりませんでした。今のバンフを見ると昔のバンフは自然が自然らしく在りカナダらしかったと感じます。

バンフからレイクルイーズ方面に向かう国道の至る所に動物が道路を横断する橋が架かっておりますが、あの橋はこの頃には無く動物が道路上でよくひかれておりました。

自然の中での動物たちは現在よりもっと身近に生息し、動物と人間がお互いに意識せずに暮らしておりました。

カナダで生活をしている頃は感じなかったのですが、日本に戻って日本での生活が戻ると「カナダの人は人生の楽しみ方を知っており、日々の生活が充実している」と良く感じたものです