夢を追いかけている私が居た!

 

ある日の朝、お母さんが「今日は友人の家でパーティーが有るから一緒に行くように」と言われました。

ところがパーティー用の洋服など持っておりません。

お母さんにそのことを相談すると「親しい人ばかりだからジーンズ以外なら問題ないわよ」とのことで安心しました。

ある日のパーティー

 

 

 

 

 

 

 

 

この格好で参加!日本から持参した洋服は高校生の家庭科の授業で制作した夏用ジャケットとパンツです

夜、お父さんとお母さんと車に乗り出かけたのですが、バンフの街は小さいので歩いていくことが出来る距離の住宅街の一軒でした。フレイム家の様にホテルの一角が住居になっている家と違い、一般的なカナダの住宅の中を見たのはこの時が初めてでしたので嬉しくてキョロキョロしてしまいました。「これこそ子供の時から憧れていた家だ!!」と心の中で叫びました。

カナダやアメリカでは、初めてその家を訪ねた方には家の中を案内してくれます。「ここがリビングで、ここが寝室で」と言う感じです。案の定、家の中を案内され本当にワクワクしました。

パーティーが開かれた家はパーティーを開くぐらいなのでとても広い家でした。この頃のバンフの一般家庭は平屋が多く、二階建てと言う家をあまり見ませんでした。後にピンチャクリークへ移ってからでも二階建ての家を見ることは少なくて、カナダ中部から東部でもあまり見られませんでした。もっともトロントやバンクーバーなどの都会では有りましたが。もちろんどこの一軒家でも地下には部屋が有りました。

パーティーに出席した時にバンフに住んでいるプロスキーヤーご夫婦を紹介され、その方が日本からスキー留学している星野勉さんを紹介してくださいました。星野さんは私より1年も前にバンフでプロスキーヤーになるために来ている方でした。星野さんの事は次回にでも書きます。

さて、このパーティーには20名ほどの方が来ており、お母さんが一人一人の方を紹介してくれるのですが皆さんの名前を覚えることが出来ませんでした。

食前酒を飲みながら歓談をし、ディナーを食べながら歓談をし、食後酒を飲みながら歓談をし、全く子供の時に観ていた映画のシーンが自分の周りで行われているという、夢と現実が一緒になった瞬間でした。憧れの場面の中に居たので良い時間を過ごせたのですが、一度に色々な方々に話しかけられ、全ての会話の中身を理解できなかったのはとてもショックでした。

ここでも「もっと勉強しなければ!」と感じました。この先、この言葉は毎日の反省として締めくくりの言葉となりました。