夢を追いかけている私が居た!

 

初夏になったある日、私が邦子さんの居るピンチャクリークへ行くことにしました。

この時点では自分がピンチャクリークに住むことになろうとは想像しておりませんでした。

ピンチャクリークはカルガリーからアメリカ国境の方に下がっていきます。

ウォータートンレイク国立公園の入り口でこの湖の半分近くがアメリカです。

バンフからピンチャクリークまではバスで6時間以上かかります。まず、バンフからカルガリーまで行き乗り換えてピンチャクリークへ行きます。この頃は1日2本しかバスは有りませんでした。フォートマクラウド(アルバータ州)でバスを乗り換えるのとピンチャクリークを通りブリティッシュコロンビア方面に行くバスです。

とにかく1日に2本しか無かったのでバスの乗継が良くないとカルガリーでかなり待たされました。

この当時はグレイハウンドのバスターミナルは現在の場所ではなく、もっとダウンタン中心に在りましたのでバンフから出てきても不便ではありませんでした。しかし、Cトレインは在りませんでしたのでカルガリー市内を移動するためにはバスに乗るか歩くかのどちらかでした。

バンフも小さな町ですがピンチャクリークはそれよりも小さく、この当時は3000人ほどの人口でした。

街の中には信号は無く、ダウンタウンは簡単に通り抜けることが出来ました。

数年後にホームステイ先の娘の結婚式に出席するために訪れた時には信号が街の中心に一基だけ出来ており驚きました。

ピンチャクリークの街は2号線を南下し3号線をブリティッシュコロンビア州方面に行き、途中で左折してかなり入ったところに在ります。途中に大きなスーパーマーケットが出来たのですが、この頃にはもっと小さなスーパーでした。

街の入り口から真っ直ぐに進みダウンタウンを横切りますと坂になります。坂を上りきったところに邦子さんのホームステイ先が有りましたが、4,5軒先に私のホームステイ先になる家が有りました。この家のお母さんと邦子さんの家のお母さんが姉妹ですので私の将来のホームステイ先は簡単に決まったようです。とは言え話が進みすぎました。