夢を追いかけている私が居た!

 

ある日、お母さんの仕事が休みなのか家に居り、エレクトーンを弾いておりました。

日本に居る時はエレクトーンを知りませんでしたし、この家に在る楽器がエレクトーンと呼ぶことも知りませんでした。日本で知っているのはピアノとオルガンだけでした。

この日はどうやらお母さんが美容院へ行くことになっていたようです。カナダに来てから数か月も経つのに自分の髪の毛のことをすっかり忘れておりました。

お母さんがエレクトーンを弾くのを止めて食器を片付けている私に「一緒に美容院へ行きましょう」と誘ってくれましたが、カナダで美容院に行くことなんて先ほども書いたように全く考えていなかったので一瞬躊躇しました。しかし、カナダの美容院はどうなっているのかと興味が湧き一緒に行くことにしました。

一番近くの美容院は我が家の入り口から10メール程歩いた場所に有りま我が家の入り口が在る裏通りはレストランの裏口が有るところまでしか歩いたことが有りませんでした。

車がすれ違うぐらいの広さの裏通りに美容室が有ることをバンフに来て初めて知りました。

美容室の表は一般家庭の様になっておりここは美容室ですと分かるような看板やサインは書いてありません。

お母さんに連れられて入りますとどうやら私の分も予約がしてあったようです。

イスは4席あり、美容師さんは女性が2人でした。日本に居る時から自分でヘヤーカラーをしておりましたがカナダの美容院の料金が分かりませんのでカットだけにしました。確か13ドルだったと思います。料金を支払った時点では美容師にもチップを払うことなどは知らず、気にもしておりませんでした。お母さんにチップの事を言われ初めて気が付きました。チップを払うときには料金の10%と覚えていたので1ドル30セントを払うことにしましたが、お母さんの支払うところを見ていると美容室では余分に支払うのが一般的な様でしたので2ドルにしました。私にとってはこの15ドルは大きな出費でしたがこれも経験と思い直すことにしました。

今の時代では日本でも見かけるようになっておりますがカナダでは独立採算制で1つの店に居るのですが一人一人が経営者です。その店の中に支払う場所が在るのではなく、美容師さんにチップも含めて直接支払いました。

この様にそれまで知らなかったことを知っていくというとても嬉しいことが増えて行きました