夢を追いかけている私が居た!

 

ピンチャクリークには個人のお店は別として、スーパーマーケットはここにしか在りません。フリッツお母さんと週に一度ぐらいの頻度で買い物に来ましたが、一軒しかないので仕方ないとは言え、車で片道30分ほどかけて来ておりました。

ピンチャクリークのメインストリートにはホテルが一軒、雑貨屋、衣料品、小さな食料品店など生活には困らない程度には商店が有りました。ここを端から端まで歩くと30分は掛かりません。そして、昔の西部劇の様な板張りの歩道で車が通る道路からは一段高くなっておりました。町の外れにガソリンスタンドが有ります。先ほどのスーパーマーケットにもガソリンスタンドは在りました。

このスーパーマーケットの近くにはモーターハウスの家が立ち並んでおりました。

モーターハウスはキャンプ等で移動するための物だと思っていた私は固定されている家々を見た時には驚きました。

近頃では日本でもモーターハウスの家を持つ方がいらっしゃるのでどの様な物かはお分かりいただけると思います。

現在では町から少し離れた所にモーテルができ、モーテルの裏側は誰でもできるゴルフ場になっており、コース使用料は2ドルです。日が長い夏場には遅くまでプレイしている方々を見ることが出来ます。バンフにもバンフスプリングホテルの裏にとても立派なゴルフ場が在りますが使用料は1人5ドルだったように記憶しております。ここピンチャクリークのゴルフ場は草原の中に在るので起伏に富んだコースとはいきませんが近頃では結構大勢の方たちがプレイにみえているようです。

今でもそうですが、この頃の私はこの小さな町の店を見て歩くのが大好きでした。

最初に町の中にある一軒のお店に行ったのはフリッツのお母さんが糸を買うために出掛けた時ついて行った時でした。それがピンチャクリーク商店街デビューの時で、その後は暇が有ると一人で出かけておりました。家から歩いていきますと結構な距離で、帰りは上り坂になりチョットしんどかったです。

家に帰るための登り坂道は3本有り、そのうちの一本の途中に郵便局が在りました。

此処では殆どの家が私書箱を郵便局に持っており、毎日の日課として郵便局に行きました。

日本では個人で私書箱を持っていらっしゃる方は居らっしゃらなかったと思います。

小さな町のピンチャクリークで先進国の一部を見た感じでした。

もちろんバンフのフレイムさんのお宅でも私書箱でしたが、バンフはピンチャクリークよりはるか都会なので、田舎であるこの町に私書箱が有るのには驚いたと言う事です。